オーガニック抹茶カフェ和みの生まれたストーリー

オーガニック抹茶カフェ和みの生まれたストーリー

皆様こんにちは!

店長のタカヒコです。

今日は移転してもうすぐ1年を迎え、カフェとしては4周年を迎える前に改めてこの和みというお店の歴史について少し長くなりますが、つづっておきたいと思います。よろしければ最後までお付き合いください。

話はさかのぼること、約5年前、2019年の9月にさかのぼります。

当時、静岡大学の大学生だった私、タカヒコはアメリカへの交換留学を目前にしていました。当時バイトしていた居酒屋には1年半ほど勤めていましたが、将来自分で何か事業を起こしたいとくすぶっている若者でした。

そんな中、アメリカ留学前最後のバイト終わり、店長に対して『今日でバイトをやめます。』と伝えました。当時週末を中心に入っていた私は職場でもある程度種戦力としてシフトに入れてもらっていたので、『アメリカから帰ってきても就活の後とか入ってもいいんだよ?』と引き留めていただきました。

そして、その時に私が思い付きで伝えた言葉が私の人生を変え、和みを生み出した一言になりました。

『帰ってきたら起業するので』

この一言で私は『起業しなければいけない』という自らへのミッションを課したのでした。正直、何をしよう、なんてことも何も考えておらず、漠然と『起業する』という言葉だけが先行していました。

そこからというもの、アメリカへ留学を開始するまで、そして留学中も、自分は帰ったらどんな事業をしたいのか、ということを考え続けていました。

そして留学生活も慣れてきた11月ごろ、ふとアメリカのキャンパス内にカフェが点在していることの便利さと、楽しさに気付き、『日本でもキャンパス内にカフェを作りたい』そんな風に思うようになりました。

そこから、どんなカフェを作りたいか、を考え始めました。キャンパス内にあることで生徒同士のつながりが生まれている環境に魅力を感じた私は『人のつながりが生み出せる環境にしたい』と初めに考えました。

そして、何を売りにすべきか、を考えているときに、アメリカのカフェのどのお店でも『抹茶ラテ』が売られていることに気が付き、当時食わず嫌いで全く口にしてこなかった『抹茶』というものに約20年ぶりに触れることになりました。

そこで『抹茶ラテっておいしい』という今となっては、かなり当たり前の事実に初めて気が付き、感動しました。

そして、日本では茶道もあり、静岡はお茶産地、であるならば福岡出身の私が静岡で抹茶カフェを作れば、静岡の魅力をより客観的に発信できるのではないか、と思い、そこで抹茶カフェの開業を決意しました。

そこからは、帰国後に開業できるように日本国内の友達に連絡を取って、意見を募ったり、起業経験のある人に話を聞いたりして、帰国までアメリカの大学の勉強と並行しながら行っていました。

そして、帰国はコロナがちょうど話題に上がり始めた2020年1月。『絶対に抹茶カフェを開業する』という決意とともに帰国してきた私はすぐに行動を起こしていきました。

個人営業のカフェへと、自作の名刺をもって話を聞きに行ったり、様々なイベントに参加して、いろんな方との縁を広げる活動をつづけながら、ポップアップ形式で販売させてもらえる場所を見つけました。

しかし、そのお店が4月からコロナの緊急事態宣言で休業、そして閉業してしまい、また振り出しに戻ることになりました。

しかし、それではあきらめきれず、キッチンカーをクラウドファンディングなどを活用して購入する計画へと移行しました。しかし、そんな計画を進めて、補助金申請のための書類が完成した5月のある日、それまでに参加して知り合っていたとある企業の社長さんから、『トレーラー開業をしたい学生を探している社長さんがいて紹介したいのだけどどう?』と、あまりにもピッタリな条件での提案をいただき、その1週間後にはお会いして実際にカフェを始めさせてもらえる運びになりました。

そして、その時に当時最初は『茶Matcha』という名前で始める予定でしたが、大学生が開業しているカフェというのが伝わるほうがいいということもあり、また当時考えていたロゴが近くの店舗と類似することもあり、名前を練り直すことになりました。

そして、『日本らしさ』『人と人の和』『和む』という3つの意味を掛け合わせて、『大学生カフェ 和み』という名前でカフェをスタートしました。

これが今皆さんにお越しいただいている『オーガニック抹茶カフェ 和み』の始まりです。そこからは、怒涛の移転劇を経ながら、当時いただいていた内定を断り、独立を決意し、大学卒業。

という、また一風変わったキャリアがスタートしましたが、その時のお話はまた別で。

このブログページでは、これからお店の変遷や私タカヒコのカフェに対する考えやビジョン、今の経営に関することなど、インスタではお見せできない”ちょっぴり真面目で、しかし、本質的な情報”を掲載していきます。

ぜひ、私の脳内を覗いていると思って、ご覧いただけますと幸いです。

最後までご精読ありがとうございました✨

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