静岡といえば、やっぱり「お茶」。
静岡駅周辺を歩いてみると、昔ながらの煎茶から抹茶スイーツ、ちょっと現代的なお茶ブランドまで、実はかなり多くのお茶土産があります。
その一方で、選択肢が多いからこそ、
「静岡らしいものはどれ?」
「お茶好きの人に渡すなら?」
「職場や家族へのお土産なら何がいい?」
と迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
僕は静岡市で「オーガニック抹茶カフェ 和み」を経営し、日頃から静岡県産の抹茶や日本茶を扱っています。
今回はそんな抹茶カフェ店主の視点から、
・静岡らしさ
・お茶の味や個性
・お土産としての持ち帰りやすさ
・静岡駅からのアクセス
・渡す相手を選びにくいか
といったポイントも含めて、できるだけ客観的に「静岡駅近辺で買いたいお茶のお土産」を5つ選びました。
自店の商品もひとつ入っていますが、自店だから1位という選び方ではなく、それぞれ用途の違う5商品として紹介していきます。
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1. オーガニック抹茶カフェ 和み「抹茶テリーヌ」
まずは、僕自身が運営している「オーガニック抹茶カフェ 和み」の抹茶テリーヌ。
自店の商品なので、その点は差し引いて読んでいただければと思いますが、「静岡で濃い抹茶スイーツを買って帰りたい」という人には候補に入れてほしい商品です。
和みでは静岡県産のオーガニック抹茶を使用しており、抹茶テリーヌも甘さだけを前に出すのではなく、抹茶特有の苦味や深みをしっかり感じられるように仕上げています。
静岡県の「しずおか魅力ある個店」でも、静岡県産抹茶を使用した、甘さ控えめで抹茶の苦味や深みを感じられるスイーツとして紹介されています。お持ち帰り用の個包装や箱入りも用意しています。(しずおか魅力ある個店)
よくある抹茶風味の焼き菓子よりも、「しっかり抹茶を食べた」という満足感が欲しい人向けです。
一方で、焼き菓子と比較すると持ち運びや温度管理には気を使います。長時間持ち歩く場合や、会社で大人数に配る用途なら、後ほど紹介するバウムクーヘンなどの方が使いやすいでしょう。
静岡駅北口から徒歩約12分なので、駅構内だけでお土産を完結させたい人より、静岡の街中を歩く時間がある人におすすめです。(しずおか魅力ある個店)
こんな人におすすめ
抹茶好きな人、濃い抹茶スイーツが好きな人、家族や親しい人へのお土産、「普通のお土産菓子とは少し違うもの」を渡したい人。
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2. ななや「PREMIUM MATCHA 7 チョコレート」
静岡の抹茶スイーツを語るなら、「ななや」も外せません。
ななやといえば、濃さを段階別にした抹茶ジェラートのイメージが強いですが、お土産として選びやすいのが**「PREMIUM MATCHA 7 チョコレート」**です。
ななや静岡店では、抹茶ジェラートのほか、PREMIUM MATCHA 7チョコレートや抹茶・ほうじ茶・玄米茶などを使ったクラフトチョコレートを扱っています。(お茶のまち静岡市)
チョコレートという誰でも分かりやすいお菓子に、静岡のお茶屋らしい「抹茶の濃さ」を組み合わせているのが特徴。
日本茶そのものを普段飲まない人でも手に取りやすく、パッケージを開けた瞬間から「抹茶のお土産」と伝わりやすいのも強みです。
和みのテリーヌが、より生菓子に近い濃厚な抹茶スイーツだとすれば、ななやのチョコレートは持ち運びやすさと抹茶感のバランスを取りたい人向けという印象です。
静岡店は呉服町にあり、静岡駅から街中を散策する場合にも立ち寄りやすい場所にあります。(お茶のまち静岡市)
こんな人におすすめ
抹茶好きの友人、若い世代へのお土産、見た目にも分かりやすい静岡抹茶土産を探している人。
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3. しずチカ茶店「一茶」の静岡茶
「静岡まで来たのだから、お菓子ではなく“お茶そのもの”を買いたい」
そんな人におすすめしたいのが、JR静岡駅北口地下広場にある**しずチカ茶店「一茶」**です。
個人的にも、一茶はかなり“静岡らしい”お店だと思います。
理由は、特定の一社の商品だけを販売しているのではなく、静岡市内約50社の茶商のお茶を一か所で見比べられるから。
静岡茶商工業協同組合が運営しており、約50社の茶商が選んだ65銘柄の茶葉を販売しています。現在は1袋500円(税込)で購入できます。(お茶のまち静岡市)
静岡県内でも産地や製茶方法、お茶屋によって味の方向性はかなり違います。
せっかくなら1種類だけを買うのではなく、2〜3種類選んで自宅で飲み比べてみるのも面白いと思います。
価格も比較的手頃なので、自分用のお土産としても買いやすい。
逆に、普段急須でお茶を飲まない人へのお土産なら、茶葉ではなくティーバッグなど、相手が飲みやすい形の商品を選ぶのがおすすめです。
しかも場所はJR静岡駅北口地下広場。
新幹線や電車に乗る直前でも立ち寄りやすいという意味では、今回紹介する中でも特に便利なお店です。(お茶のまち静岡市)
こんな人におすすめ
日本茶好き、両親や祖父母へのお土産、自分用に静岡茶を飲み比べたい人、「本物の静岡茶」を持ち帰りたい人。
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4. 日本茶きみくら茶寮 ASTY静岡店
静岡駅からほとんど移動せずに、ちゃんとした日本茶のお土産を選びたいなら、日本茶きみくら茶寮 ASTY静岡店もおすすめです。
きみくらは掛川を拠点とする日本茶ブランドで、静岡県内に複数の店舗を展開しています。
静岡駅には「matcha KIMIKURA 静岡パルシェ店」もありますが、今回紹介したいのは抹茶専門業態の方ではなく、日本茶きみくら茶寮 ASTY静岡店。
場所は静岡県静岡市葵区黒金町47のASTY静岡内。営業時間は10:00〜21:00で、JR静岡駅の改札を出てすぐという非常に便利な立地です。(きみくら)
煎茶などの日本茶を中心に、「ちゃんとお茶を選んで贈りたい」という用途に使いやすいのがポイントです。
お茶のお土産というと、ついつい抹茶チョコや抹茶クッキーなどのお菓子を選びがちですが、普段からお茶を飲む人なら、やはり茶葉そのものを贈るのもいい選択です。
一茶が「複数の静岡茶商の商品を見比べる場所」だとすれば、きみくらは一つの日本茶ブランドの世界観の中から選ぶ場所。
同じ日本茶系のお土産でも、選び方が少し違います。
駅直結で購入しやすいため、取引先や目上の方への少しきちんとした手土産を探している場合にも使いやすいと思います。
こんな人におすすめ
日本茶を普段から飲む人、両親・祖父母、目上の方へのお土産、パッケージも含めてきちんとした日本茶を贈りたい人。
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5. おやいづ製茶「静岡抹茶バウムクーヘン CHIYOの和」
最後は、おやいづ製茶の「静岡抹茶バウムクーヘン CHIYOの和」。
今回の5選の中では、家族や職場など、複数人でシェアするお土産として特に使いやすい商品です。
おやいづ製茶(小柳津清一商店)は静岡市のお茶メーカーで、「雅正庵」のブランドでもお茶や抹茶スイーツを展開しています。
「CHIYOの和」には静岡県産一番茶から作られた静岡抹茶が使われており、静岡のお茶屋が作る抹茶スイーツとして分かりやすい商品です。
バウムクーヘンというお菓子自体も幅広い年代に馴染みがあるので、抹茶に詳しい人だけではなく、比較的多くの人に渡しやすいのが魅力。
さらに、テリーヌなどと比べて持ち帰りやすく、旅行のお土産として扱いやすいところもポイントです。
静岡駅での販売実績も確認できるため、駅周辺で探すお土産として候補に入れやすい商品です。(おみやげニッポン)
「抹茶を前面に出しすぎた商品だと、渡す相手を選びそう」という場合には、こうした定番の洋菓子に静岡抹茶を組み合わせた商品がちょうどいいと思います。
なお、一人ずつ配る目的なら、ホールタイプだけでなくスティックタイプなども展開されています。(雅正庵byおやいづ製茶 オンラインショップ)
こんな人におすすめ
家族へのお土産、職場でシェアするお土産、抹茶初心者、常温で持ち帰りやすい静岡のお茶菓子を探している人。
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結局、どれを選べばいい?
今回紹介した5つは、同じ「お茶のお土産」でも、それぞれかなり性格が違います。
濃厚な抹茶スイーツなら
→ オーガニック抹茶カフェ 和み「抹茶テリーヌ」
抹茶感と持ち運びやすさのバランスなら
→ ななや「PREMIUM MATCHA 7 チョコレート」
静岡茶をいろいろ比較して選びたいなら
→ しずチカ茶店「一茶」
きちんとした日本茶を贈りたいなら
→ 日本茶きみくら茶寮 ASTY静岡店
家族や職場でシェアしやすいお菓子なら
→ おやいづ製茶「静岡抹茶バウムクーヘン CHIYOの和」
という選び方がおすすめです。
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「静岡のお茶土産」は、抹茶だけじゃない
静岡のお茶のお土産というと、最近はどうしても「抹茶」に注目が集まりがちです。
僕自身も抹茶カフェを経営しているので、もちろん静岡抹茶をもっと多くの方に知ってもらいたいと思っています。
ただ、静岡のお茶文化のおもしろさは抹茶だけではありません。
煎茶や深蒸し茶、ほうじ茶、和紅茶など、静岡にはさまざまなお茶があります。
だからこそ、
「一番有名なものを買う」
だけではなく、
誰に渡すのか。
その人は普段お茶を飲むのか。
お菓子が好きなのか。
抹茶の苦味が好きなのか。
そんなことを少し考えて選んでみると、静岡のお土産選びはもっとおもしろくなります。
今回紹介した5つは、どれか一つが絶対的に優れているというものではありません。
お茶そのものを楽しみたい人。
濃厚な抹茶を味わいたい人。
家族みんなで食べたい人。
職場に持っていきたい人。
それぞれの用途に合わせて、静岡らしい一品を選んでみてください。
静岡駅周辺だけでも、静岡のお茶文化を感じられるお土産はたくさんあります。
静岡に来た際には、ぜひ「静岡のお茶」をひとつ持ち帰ってみてください。